青学大(東都大学)が初の決勝進出を果たした立命大(関西5連盟第2)を4-0で下し、史上6校目の大会連覇を果たした。中日1位の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)は元巨人の江川卓氏(法大)らに並ぶ大会歴代3位タイの17奪三振の快投を披露し、9回127球の完封勝利。エースにふさわしい内容で大学最後の登板を飾り、来春からのプロ挑戦に弾みをつけた。

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DeNA1位の青学大・小田康一郎内野手(4年=中京)は、盟友の前で大会連覇を決めた。「目標としてきた日本一になってうれしい。もうこのチームでできないんだと思うと寂しさもあって、涙が出ました」と振り返った。

感情を高ぶらせる友の姿を、阪神1位の創価大・立石正広内野手(4年=高川学園)も見届けた。「プロでも対戦がある。切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と刺激を受けた。今秋リーグ戦は故障で欠場が続いた。ドラフト直前の10月中旬、復帰戦を見に来てくれたのが小田だった。「(明治神宮大会の出場権を争う)ハマスタでの最後の試合も来てくれて。今日は少しでも恩返しの気持ちを持って、康一郎の試合を見てきます」と駆け付けた。

大学日本代表で同部屋だったことから生まれた縁。今では小田が立石を実家に招き、食事をしながら打撃論を語り合うこともある。来春からプロの世界に足を踏み入れる。同じセ・リーグ。友であり、ライバルであり。これからも刺激し合いながら歩む。【平山連】

【詳細】青学大が連覇達成、中西聖輝が17K完封 高校の部は九州国際大付が初V/明治神宮大会