日本ハムは2日、松本剛がFA移籍した巨人から人的補償に関するプロテクト名簿を受け取った。

球団幹部は「本日、巨人からリストを受領しました。(人的補償を選ぶかどうかの検討は)これからです」と話した上で、結論は「越年にはならないと思う」と12月中に決める見通しを明らかにした。FA補償は松本剛と巨人の選手契約締結公示日となった11月28日から40日以内に行われる。松本剛は今季の推定年俸が1億1000万円で、金銭&人的補償が必要なBランクだった。

過去に日本ハムが人的補償を選択したケースは3度ある。

<過去の日本ハムのFA人的補償(FA選手⇔人的補償)>

95年 河野博文(日)投⇔川辺忠義(巨)投

13年 鶴岡慎也(日)捕⇔藤岡好明(ソ)投

22年 近藤健介(日)外⇔田中正義(ソ)投

日本ハムが巨人に対して人的補償を求めたのは30年前の1度だけで、これがNPB初のケースだった。

これまで日本ハムから巨人へFA移籍したのは95年河野博文、06年小笠原道大、09年藤井秀悟、16年陽岱鋼に続いて今回の松本剛で5人目。07年までは全てのFA移籍選手が補償対象で、09年藤井はCランクで人的、金銭補償はなかった。

この日、日本ハムが巨人から受け取ったプロテクト名簿を見て、どう判断するのか注目だ。

◆FAの補償 FA権を行使した選手は旧球団での年俸によりA~Cのランクに分けられる。A(旧球団での年俸が上位3位)、B(同4~10位)の選手が移籍した場合、獲得球団は規定にのっとり、旧球団への金銭補償や人的補償に応じなければならない。C(同11位以下)は不要。年俸は日刊スポーツ調べ。人的補償はプロテクト28人と外国人、直近ドラフト獲得選手を除いた選手が対象。

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