<阪神4-6ヤクルト>◇3日◇甲子園

 阪神平野恵一外野手(30)の左前適時打で同点に追いついた。2点ビハインドの4回。8番矢野の適時打で1点差に迫り、なおも2死二塁の場面で打席が回ってきた。「同じようなボールが多かったので、ある程度イメージしていました」と、初球石川の外角低めのシンカーをすくい上げた。打球は遊撃手鬼崎のグラブをわずかに越えて左前へ。その間に二塁走者矢野が激走。本塁上でクロスプレーになったが、ブロックされながらも本塁を陥れた。「うまく打ち返せてよかったです」と納得の1打だった。

 [2009年10月3日21時13分]ソーシャルブックマーク