「ＮＰＢ８０周年ベストナイン」に選ばれた野村克也氏（７９）は２６日の「ＮＰＢ

　ＡＷＡＲＤＳ

　２０１４

　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ

　ｂｙ

　リポビタンＤ」を欠席したためコメントを発表した。

　「休養を取らせていただいているため、壇上に立つことができず、残念に思っています。

　大先輩の方々、また後輩諸君にも名捕手と呼ばれた選手は何人もいるなか、今回のベストナインに選んでいただき、大変光栄です。

　テストで南海ホークスに入団した当時、１９度もベストナインのタイトルを取ることができるなど、思いもよらないことでした。まさかプロ野球選手になるとは、まさか試合に出られるとは、まさかタイトルを取れるとは…。まさか、まさかの人生です。

　私は昭和１０年生まれで、来年で８０歳。生まれる前の年に巨人が、生まれた年に阪神が結成され、さらに次の年からリーグ戦が始まりました。私の人生は、プロ野球の歴史とともに歩んできたのだなと、今更ながら不思議な縁を感じています。

　プロ野球のおかげで幸せな人生を送らせていただきました。好きなことをやって、人生を生きる。これに勝ることはありません。

　本日はありがとうございました」