日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が28日、沖縄・名護キャンプを打ち上げ「100%できました。2年目の成長を見てもらいたいし、自分でも楽しみ」と今シーズンへの期待を口にした。

 昨年は腹痛で途中、別メニュー調整を余儀なくされたが、今年は元気にキャンプを完走。「今年は(1月の自主トレ期間中に)自分のやりたいことを0から10まで出来た状態でキャンプに入れた。去年より充実したキャンプを送れた」と満足そうだった。

 本拠地・札幌ドーム“開幕戦”となる3月3日ヤクルトとのオープン戦で先発予定。「真っすぐの手応えは感じているが、実戦で使えないと意味がない。フォームも改善の余地がある」と、まだまだ課題は残る。「2年目のジンクスという言葉があるが、そういう言葉があるのはいいこと。だからこそ2年目の成長があるし、逆に落ちていく人もいる」。ジンクスに負けず、進化の1年にするつもりだ。【中島宙恵】