野村と上本が恩師から熱すぎる激励を受けた。広島野村祐輔投手(23)とドラフト3位の明大・上本崇司内野手(22=広陵)が8日、広島市内のホテルで行われた「明治大学・上本崇司君を歓迎し、野村祐輔君の新人王受賞を祝う会」に出席。明大の善波達也監督(50)から叱咤(しった)激励を受けた。

 善波監督の言葉は温かく厳しかった。野村には「マエケンと競ってほしい。狙えるタイトルはある」。上本には「定位置を取るまで遊ぶな。新人王を目指してほしい」と高いハードルを設定した。2人は時に苦笑いしながらも、真剣に耳を傾けた。野村は「クライマックスシリーズに行って期待に応えたい」とチーム躍進の原動力となることを誓った。上本は「明大で過ごした4年を力に変えて、プロの世界で頑張っていきたい」と決意表明した。