阪神中村勝広GM(64)が22日、今秋のドラフト1位候補、JR東日本の右腕・吉田一将投手(23=日大)を視察した。日本生命グラウンドで行われた日本生命との練習試合に先発した吉田は8回を3安打1失点。最速144キロの速球を中心に6奪三振。都市対抗に続いて2度目の視察となった中村GMは「いいねえ…。ボールのキレとコントロールの良さだね。非常にまとまっている。当然、即戦力でしょう。それくらいの位置づけで考えています」。前日に視察した九州共立大・大瀬良と同様に、あらためてドラフト1位候補として評価。阪神はここまで桐光学園の左腕・松井、大阪桐蔭の捕手・森と高校生2人に加え、吉田、大瀬良らの即戦力投手もマークしている。