どうする韓国戦。1次ラウンドB組の開幕試合、韓国はオーストラリアとの激しい点の取り合いに敗れたが、1発攻勢で一時逆転はした。

韓国は5回1死まで1人の走者も出せなかったが、0-2の5回2死一、二塁で8番梁義智が左翼へ逆転3ランを放った。斗山所属の35歳ベテランで、韓国球界NO・1捕手。昨季はNCで20本塁打を放ち、通算では228本塁打の“打てる捕手”だ。プレミア12や東京五輪では4番を打ったこともあり、そんな強打者が8番に座る。東京ドームであることを考えても、侍ジャパンとしては、下位打線にも警戒は緩められない。

他にも、侍ジャパンの教訓になりそうな場面があった。韓国、オーストラリアとも1度ずつ、けん制で走者を刺された。日本ならボークを取られてもおかしくないケースもあった。国際大会ならではの条件も織り込む必要がある。