侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)の8点目を奪う適時打に、広島新井貴浩監督がたじたじとなった。

6回無死満塁、韓国の投手が6番手金元中に交代したばかりだった。中継局TBSの解説者、新井監督が「ストレートよりフォークの割合が高い投手。どういう風に落ちていくか分からないので、初球から振っていきづらい」と解説した。

しかし、その直後に大谷が129キロフォークを初球打ち。右前適時打を放った。すると新井監督はすかさず「失礼しました」と話し「完璧に捉えていました。次元が違いますね内川さん」と、同席する解説者の09年WBC優勝メンバー内川聖一氏に話を振った。内川氏は「狙いも打ち方も完璧。僕らが見ている景色と違う景色を見てますね」と感服していた。

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