第5回WBCの決勝が21日(日本時間22日)に米マイアミで、米国と日本-メキシコの勝者によって行われる。

米国は19日(同20日)のキューバ戦に14-2と大勝。中1日で迎える決勝の先発にはダイヤモンドバックスの右腕、メリル・ケリー投手(34)を立てることが濃厚となった。AP通信が報じた。

ケリーは昨季リーグ最多の33試合に先発し、13勝8敗、防御率3・37と安定した成績を残した。200回3分の1を投げ、177三振を奪っている。19年にメジャーデビューし、通算97試合で36勝35敗、防御率3・96。今大会は16日の1次ラウンドコロンビア戦に先発。3回61球を投げて、4安打1三振2死球2失点、防御率は6・00だった。

ケリーは10年ドラフト8巡目でレイズ入り。メジャー経験のないまま、マイナーリーグで5年間プレー。15年に韓国に渡り、SKと契約。18年まで4年間で48勝(32敗)を挙げている。17年には韓国リーグで奪三振王に輝いた。

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