21日のダブル世界戦(東京・有明コロシアム)で行われるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む挑戦者リカルド・ロドリゲス(27=米国)が17日、横浜市内の大橋ジムで公開練習を行った。

 王者井上尚弥に対し「彼の弱点は接近戦。距離を縮められたら仕事は出来ないだろう」と持ち味の接近戦の貫徹を公言。練習には井上の父真吾トレーナーが姿を見せたが、リング内で動き始めた直後にジムを後に。「あんなロボットみたいな動きを見せられてもね。変なイメージがつくので見ないで帰ります」と本来の動きを見せない練習を早々に見切った。頭から突っ込んでくるタイプのため、「ルールミーティングで確認したい」とバッティングを警戒した。