K-1実行委員会は15日、「K-1 WGP 2017」(11月23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ、日刊スポーツ新聞社後援)で、注目の日本人5選手が出場するスーパー・ファイトを行うと発表した。

 決まったのはライト級の卜部功也(27)-クリスチャン・スペトゥク(27=ルーマニア)、スーパー・ライト級の大和哲也(29)-中沢純(27)、同級の平本蓮(19)-佐々木大蔵(26)の3試合。いずれもトップファイター同士の顔合わせで、K-1タイトル挑戦権をかけた戦いになるものと見られる。

 5人はいずれもやる気満々。初代K-1スーパー・フェザー級王者の卜部功は「しっかり勝って、(王者)ルイ戦につなげたい。今回は内容と結果がかかってくる試合。ぶれずに倒しにいく」と気合を入れた。

 また、前WBCムエタイ同級王者の大和が「目指すはベルト。次につながる良い勝ち方をしたい」と言えば、現Krush65キロ王者の中沢は「K-1チャンピオンになるためにやっている。大和選手を倒して、タイトルマッチに行けるようにしたい」と応じた。

 そして、初代K-1ライト級王座決定トーナメント準優勝の平本は「こんなに思い入れのある試合は初めて。正念場になる」。現Krush63キロ王者の佐々木は「この戦いの勝者はK-1のタイトルに挑むにふさわしい」と話した。