ボクシングの東洋太平洋とWBOアジアパシフィックのヘビー級王者藤本京太郎(31=角海老宝石)が、KO防衛で世界挑戦をアピールした。

 4日に東京・後楽園ホールで、挑戦者レイモント(オーストラリア)に右ストレート連発で5回KO勝ちした。東洋太平洋は2度目、WBOは初防衛。WBO王者パーカー(ニュージーランド)に挑戦が浮上しているが「やるべきことはやった。人生の目標と決めた世界戦のリングに上がりたい」と熱い訴え。萩森マネジャーは「向こうは日本でやりたがっている。問題は資金」と話した。