世界最強タッグリーグで、大日本の橋本大地(25)神谷英慶(25)組が、元3冠ヘビー級王者の宮原健斗とヨシタツ組を破る大金星を挙げた。橋本組は、3戦全勝の勝ち点6で単独首位に立った。

 橋本は、出だしから宮原組に捕まり、激しい攻撃を浴びた。宮原から容赦ない頭突き攻撃や、蹴りを受けるも、相棒の神谷が驚異的なパワーで劣勢を挽回。大日本で最侠タッグリーグを制し、関本大介組との最強タッグリーグ出場権決定戦に勝って出場権を得た「大神」コンビの勢いは止まらない。2人の連係で、宮原を痛めつけ、最後は、橋本が強烈な右ひざ蹴りを宮原の顔面に決め、フォール勝ちした。

 故橋本真也さんの長男・大地は、ゼロワン、IGFと渡り歩いたが、大日本でついに大きな勝利をつかんだ。「この勝利は大きい。これでオレらは全勝優勝する」と橋本は高らかに宣言した。また、宮原にフォール勝ちしたことについて「1回じゃまだまだ。これから2回、3回、5回、10回ととって、ようやく宮原より上に行ける」と話していた。