K-1初代スーパー・フェザー級王者卜部功也(27)が来春、2階級制覇に挑む。K-1実行委員会が7日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に開催する「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で、卜部功がウェイ・ルイ(26=中国)の同ライト級王座に挑戦することを発表した。

 本命視された2月の初代ライト級王座決定トーナメントで、まさかの1回戦負けを喫した。その後、ケガにも悩まされたが、11月23日の試合で世界3位のクリスチャン・スペトゥク(28=ルーマニア)からダウンも奪うフルマークの判定勝ち。来春の大舞台登場を引き寄せた。

 この日、会見した卜部功は「ルイは全てにおいてバランスの良いファイター。お互い相手に触れさせない能力と、倒しにいける姿勢の勝負になる」と警戒する一方、「スピードは僕の方が上、1ラウンドからトップスピードで行く」と自信も見せた。そして「ベルトを絶対に巻きたい。やっと本調子になってきたので、卜部史上最高の技術を見せる」と、武尊に続く2階級制覇に闘志を燃やした。