社長を務めるカズ・ハヤシ(44)のデビュー25周年記念試合がメインで行われた。

 ハヤシは、近藤修司、ディック東郷と組み、武藤敬司、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ組と対戦。ともにW-1の経営に携わる近藤、みちのくプロレス時代の同士の東郷と、レジェンドたちに挑んだ。試合は、ハヤシが武藤のシャイニングウイザードを食らい敗戦。「武藤さん、ボクの25周年記念試合ですよ。でもね、先輩たちがこうして背中を見せてくれる。ボクもパワーをもらいます。これからもW-1、ばく進していきます」とファンに向かってあいさつした。

 昨年3月に社長職をハヤシに譲り、会長に退いた武藤は「カズには、まだまだ若いやつのちっちゃい踏み台になってほしくない。若いやつを踏みつぶすぐらいの存在になってほしい」とハッパをかけていた。