K-1スーパー・バンタム級王者武居由樹(21)が「K-1 AWARDS 2017」の最優秀選手に決まった。K-1実行委員会が14日、都内で同名の年間表彰式を行い、発表した。

 武居は17年4月に第2代同級王座決定トーナメントを制し、武尊が返上した王座に就いた。その後の活躍は目覚ましく、9月に伊沢波人(25)を、11月にビクトー・サラビア(24=米国)を連続KOして、ファンの度肝を抜いた。

 記念すべき第1回MVP受賞に武居は「武尊選手だと思っていた」と驚いた様子。発表直前まで「武尊選手がベストバウトと2個もらうものと思っていた」という。

 今後についても、始めは遠慮ぎみに「今はK-1イコール武尊選手なので、K-1イコール武尊・武居くらいになれるように頑張る」と、まずは武尊に追い付くことを目標に掲げた。しかし、最後には「2018年は17年を超える年にしたい。どのチャンピオンにも負けない試合を見せる」と新生K-1の頂点に2年連続で立つ決意を見せていた。