世界戦前には「沖縄ボクシング界の父」と称され、昨年11月に73歳で亡くなった金城真吉氏の追悼セレモニーが行われた。遺影を持った親族、具志堅用高氏や五輪金メダリストでミドル級世界王者の村田諒太(帝拳)がリングに上がり、テンカウントゴングが鳴らされた。

 金城氏は、高校時代の具志堅氏を指導するなど多くの全国大会優勝者を育て、ボクシング王国・沖縄の礎を築いた。東洋大監督を務め、村田も教えた。