全日本プロレスの大森隆男(48)が15日、横浜市内の事務所で会見し、3月25日のさいたまスーパーアリーナ大会で復帰すると発表した。

 大森は先月10日に、頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアのため1月いっぱいの欠場を発表していたが、復帰が遅れていた。

 大森は「約1カ月半くらい、いろいろ治療法を試して、自分にものすごく適している治療を継続し、医者からトレーニングを開始していいと言われた。順調に回復し、試合を考えられるようになった。3月25日の大会に向け、トレーニングに専念し、復帰戦を戦いたい」と話した。大森によると、発症当時は首のつまりと、両手のしびれが重く、プロレスができる状態ではなかったという。

 復帰戦については「ボクの希望としては、アジアタッグのベルトに挑戦したい。(3日の)横浜大会で(アジアタッグ王座を奪取した)秋山と永田の戦いに刺激を受けた。パートナーは考えているが、今日ここで口にすることはできない」と話した。さらに「アジアタッグ王座は思い出のあるタッグベルト。何度でも挑戦したいと思う」とベルトへの思いも語った。

 また、3月25日のさいたまスーパーアリーナ大会では、3日の横浜大会で諏訪魔を襲撃した藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外(はぐれIGFインターナショナル)と、諏訪魔、佐藤光留、岡田佑介(エボリューション)との6人タッグ戦も決定した。