18日に神戸・ポートピアホテルで行われるプロボクシングのダブル世界戦の調印式が16日、試合会場のホテルで行われた。WBO世界ミニマム級タイトル戦は王者山中竜也(22=真正)の初防衛戦で、同級4位モイセス・カジェロス(28=メキシコ)が挑む。

 もう1戦はWBA世界ライトフライ級王座決定戦で同級1位カルロス・カニサレス(25=ベネズエラ)と同級2位小西伶弥(24=真正)がベルトをかける。調印式後、それぞれが意気込みを語った。

 ◆WBO世界ミニマム級タイトル戦

 王者山中 やるべきことをすべてやって、勝つための準備をしてきた。最高の状態。バッチリです。

 挑戦者カジェロス (王者は)すばらしいし、強い選手。敬意を払うが、リングに上がれば別だ。KOしてタイトルをとる。

 ◆WBA世界ライトフライ級王座決定戦

 同級1位カニサレス 小西は強く、優れた選手で無敗だが、私も無敗だ。今回で雌雄を決しよう。

 同級2位小西 試合が決まって2カ月、厳しい練習を乗り越えてきた。準備は万端。100%の状態。早く試合がしたくて楽しみ。