K-1スーパー・ウエルター級タイトルマッチは、王者チンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)が、挑戦者・日菜太(31)に2回23秒KO勝ちした。

 アラゾフが力の差を見せつけた。1回に左ハイキックで日菜太をなぎ倒すと、2回開始23秒には、左のカウンターパンチでマットに沈めた。日菜太得意の左ミドルキックに合わせ、タイミング良く決めた。

 初防衛を果たしたアラゾフは、リング上での勝利者インタビューで日本に戻って来られたことを喜んだ。そして「また、おもしろい試合をする」と次も鮮やかなKO勝ちをファンに約束していた。