ボクシングの村田諒太(帝拳)が世界王座を保持するミドル級で、主要3団体のタイトルを持つゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が挑戦者サウル・アルバレス(メキシコ)を迎える5月5日の再戦が困難になったと29日、AP通信が報じた。

 アルバレスのドーピング違反のため。元世界2階級王者のアルバレスはメキシコでの検査で筋肉増強剤に陽性反応を示し、1年の資格停止となる可能性がある。開催予定地の米ネバダ州のコミッションが聞き取りを実施する見通し。