IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、挑戦者ケニー・オメガ(34)に敗れ、13度目の防衛に失敗した。

 オメガが来日10年目の悲願を成就させた。オカダとの激闘に、最後は驚異的な体力で片翼の天使でフィニッシュ。IWGPヘビー級のベルトを手に「このベルトを取ったら日本を離れると思っていた。ですけど、試合中にプロレスの未来を見た」「この会社を引っ張っていく」と豪語した。カナダ出身。幼少期、小さな町に積もった雪にプロレス技で飛び込むのが原点だった。日本語も達者、必殺技名は日本のゲームからつける新たな顔役は、「プロレスを進化させていく」と勇ましかった。