IQレスラー桜庭和志(49)が最軽量チームで頂点を目指す。15日、都内で自ら主宰するグラップリング(打撃なし、関節と組み技のみ)ルールによる5対5の団体戦QUINTET2大会(16日、東京・大田区総合体育館)の前日計量と会見に出席。総重量430キロ以内のルールの中、桜庭率いるチーム・リーボックは414・1キロと、もっとも軽いチームとなった。

 14日に49歳になったばかりの桜庭は「優勝したいですね。自分自身が1勝する。それがチームの結果になる」とした上で、この日発表された先鋒・ユン・ドンシク(韓国)、次鋒・所英男、中堅・ハイサム・リダ(ガーナ)、副将・桜庭、大将・中村大介のオーダーにも言及。「野球の打順を考えてもらえれば分かる。そういうイメージ。自分は4番目。4番桜庭、満塁ホームランを打ちます」と高らかに宣言した。

 1回戦の相手となるチーム・タイガームエタイは総重量425・4キロと出場4チームで2番目に重い。桜庭率いるチーム・リーボックは柔よく剛を制することができるか-。