スーパー・フェザー級王者・武尊(27)と皇治(29)との12月8日・大阪決戦が25日、さらに有力になった。

前日、さいたまスーパーアリーナで行われた「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)の同級スーパーファイト(ノンタイトル戦)で、武尊はスペインの強豪ダニエル・ピュータス(25)に1回2分9秒KO勝ち、皇治はスタウロス・エグザコスティディス(31=ギリシャ)に延長の末、2-1で判定勝ちした。

スタウロスには武尊も3月に判定で辛勝しており、前日の勝利で、皇治がいわば並んだ形。25日に都内で2人は別々に会見したが、それぞれの言葉で対戦に前向きの姿勢を見せた。

皇治は「みんなに無理やろって言われてるヤツに挑むのが男前やと思う。だから俺の最高のファンとともに全てを奪いに行こうと思ってます」。

武尊は「こいつに勝ったらすごいと思われる相手、この人とやったらファンの人が喜んで盛り上がる選手とやりたい。僕も正直あと何試合現役で出来るか分からないんで。皇治選手がそこまでの気持ちだったらやる」。

12月8日まで、あと2カ月余り。K-1初の大阪大会でファンが待望するカードはいつ正式発表されるのか、期待せずにはいられない。