8月上旬に米ウインターパークで開催されたWWE女子トーナメント、メイ・ヤング・クラシック2回戦は4日、WWEネットワークで配信され、里村明衣子(38)が準々決勝進出を決めた。2回戦で米国出身のメルセデス・マルチネスと対戦。「技術で上回りたい」と意気込んだ里村は、メルセデスの腕をひねり上げ、キック3連発からの足払い、続けてダブルニーも打ち込んで主導権を握った。

相手の激しい打撃やネックブリーカーを受けたが、腕固めで捕らえて打開すると、コーナートップからのフロッグスプラッシュを決めた。側転からのダブルレッグも成功。終盤にメルセデスによるこん身のフィッシャーマン・バスターを浴びたが、辛うじて2カウントで返すと、スピニングキックでダメージを与えた。するとメルセデスのひざに飛び乗り、スコーピオライジングで相手頭部にかかとを落としてフォール奪った。これで里村はレイシー・レーンと準々決勝で激突することになった。

なおメイ・ヤング・クラシック決勝戦は28日に女子選手のみで開催されるPPV大会エボリューション(米ロングアイランド)で行われる。