11月3日のPPV大会クラウン・ジュエル(サウジアラビア)で開催される「WWEワールドカップ」予選2試合が行われ、セス・ロリンズとドルフ・ジグラーが出場権を獲得した。

まずドリュー・マッキンタイアと対戦したロリンズは相手セコンド(ジグラー)の介入で場外に落とされたものの、救出に現れたディーン・アンブローズにジグラーを撃退してもらうと、最後は必殺のカーブストンプでマッキンタイアの頭部を踏みつけた。動けないマッキンタイアの場外カウントアウトで勝利した。

アンブローズ戦だったジグラーは、味方のマッキンタイア、敵セコンドのロリンズも巻き込んだ場外乱闘を展開。マッキンタイアとロリンズにコーナートップからダイブを決めてリングに戻ったアンブローズを待ち構えたジグラーが強烈なスーパーキックをさく裂させ、フォール勝ちを収めた。これで「WWEワールドカップ」にはジョン・シナ、カート・アングル、ジェフ・ハーディ、ランディ・オートンに続き、ロリンズ、ジグラーの出場も決まった。なお15日(日本時間16日)のスマックダウン大会では、US王者中邑真輔がWWE本格復帰のレイ・ミステリオJrと「WWEワールドカップ」予選で対戦する。