ボクシングで30日にV5戦を控えるWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)と、大みそかにマカオで2階級制覇に挑む前IBF世界ミニマム級王者でWBA世界ライトフライ級1位京口紘人(25=ワタナベ)が13日、後楽園ホールで3分2ラウンドの公開スパーリングを行った。

サプライズ登場に観客がざわめく中、ともにキレのある動きで世界戦に向け感覚を確かめた。アマ時代に4度対戦も、プロでは階級が違うため対戦なし。京口は拳四朗のジャブの精度を「今までやった中でもピカ一」とたたえ、「勝って肩を並べる」と2階級制覇後の統一戦を見据えた。