新日本プロレスの新IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト(26)が4月6日、米ROHとの共催で団体として初進出するプロレスの殿堂マディソンスクエアガーデン(MSG)大会の出場決定第1号に決まった。

11日の大阪大会で、王者棚橋弘至(42)を必殺ブレードランナーで沈めて新王者となったホワイトが初めてのMSG大会で初防衛戦に臨むことが12日、発表された。挑戦者はニュージャパン杯の優勝者になることも発表。MSG大会は興行として8~10試合を予定しているという。

初挑戦で新日本の至宝奪取に成功したホワイトは一夜明けた12日、都内の新日本事務所で会見。「(ホワイトの愛称)スイッチ・ブレード・ショックなんていっている人もいるみたいだけれど、これは当然の結果でショックでも何でもない。MSGは伝統ある素晴らしい会場だね。そこでオレは史上初のIWGPヘビー級のベルトを巻いて花道を歩く男になるんだ。そこで史上初のIWGP王座を防衛する男になる」と不敵な笑みを浮かべた。

ニュージャパン杯の出場選手は後日発表となる。対戦したい挑戦者には特に興味を示さず「みんながオレに挑戦したいってならないと。オレこそが金を生み、(新日本プロレス)最大の武器になる。オレから誰かを指名することはない。オレがナンバーワンでトップなんだから。内藤、飯伏…あと誰がいるかなあ、タイチかな。YOSHI-HASHIでもいいよ」と挑発的な態度を示していた。