力道山やジャイアント馬場のライバルとして知られる伝説の覆面プロレスラー、ザ・デストロイヤーさん(本名リチャード・ベイヤー)が7日(日本時間8日)、亡くなった。

力道山の弟子で無所属で活動しているアントニオ猪木参院議員(76)は8日、昭和のプロレス人気を盛り上げたデストロイヤーさんの死去について、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。

「ザ・デストロイヤー選手は、体はそれほど大きくはなかったのですが、非常にテクニックがあって、私の師匠である力道山先生もかなり苦戦したことを強く覚えております。その後、私自身も戦う機会がありましたが、体格のハンディをものともしない努力に裏打ちされた一流レスラーとしてのプライドを感じました。同世代のレスラーとして、心よりザ・デストロイヤー選手のご冥福をお祈りいたします」。