白血病からの復帰を表明した前ユニバーサル王者ローマン・レインズが6人タッグによる復帰戦で勝利を挙げた。盟友のセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズと再結成したユニット「ザ・シールド」で、ボビー・ラシュリー、ドリュー・マッキンタイア、バロン・コービン組と対戦した。

6人が入り乱れての白熱の攻防から、レインズがクローズライン(ラリアット)連打でコービンに攻め、ロリンズとアンブローズも同時トペ・スイシーダでラシュリーとマッキンタイアを蹴散らした。レインズがコービンの得意技エンド・オブ・デイズを浴びて窮地に陥ったが、ロリンズとアンブローズのカットで脱出した。

好連係をみせたシールドは、ロリンズがカーブ・ストンプでラシュリーを撃沈させ、3人の合体技トリプル・パワーボムでマッキンタイアをテーブル葬。最後は会場の「ワンモアタイム・コール」に応じ、トリプル・パワーボムでコービンも倒して3カウントを奪った。白血病告白の昨年10月以来、約6カ月ぶりに試合復帰したレインズがシールドの盟友とともに勝利し、再スタートを切った。4月7日の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)に向け、大きなステップを踏んだ。