NXTから昇格を果たした「海賊姫」ことカイリ・セインが2週連続で白星を挙げた。スマックダウンで初のシングル戦として、WWE女子タッグ王者の1人、ペイトン・ロイスとのカードが組まれた。

前週にの8人タッグ戦で3カウントを奪っていたロイスから「先週はよくも私にインセイン・エルボーを決めてくれたわね。今日はスマックダウンで初の敗戦をくれてやる」と挑発されても、セインは動じなかった。

逆に闘志を燃やし、ロイスの蹴りをつかんでドラゴン・スクリューを成功。行進ポーズからのスライディングDも決めると、そのままコーナートップからインセイン・エルボーでヒジを相手腹部にたたきつけ、3カウントを奪った。タッグパートナーとなったアスカと代理人の元GMペイジが見守る中、セインは2週連続勝利で、実力を証明してみせた。試合後、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビルの登場を許し、セイン、アスカ組がにらみ合った。

試合後、セインは「チャンピオンのペイトンに勝利したということで、1歩ベルトに前進したんじゃないでしょうか」と勝利の手ごたえを伝えると、アスカも「うちらやったら絶対タイトルをとれるよ」と女子タッグ王座の獲得を見据えていた。