WWEユニバーサル王者セス・ロリンズが一方的な反則裁定に怒りを爆発させた。23日のPPV大会ストンピング・グラウンズ(米ワシントン州タコマドーム)で挑戦者に迎えるバロン・コービンと舌戦を展開。すると、コービンの味方として登場して挑発してきたケビン・オーエンズとメインイベントでのシングル戦が決定した。

オーエンズの盟友として暗躍するサミ・ゼインが特別場外レフェリーで裁く圧倒的不利な状況で、ロリンズはフォールや大技をゼインに妨害されて苦戦。トペ・スイシーダからの得意技カーブストンプを成功させ、オーエンズから3カウントを狙ったが、メインレフェリーの足がゼインに引っ張られる妨害を受けた。

怒り心頭のロリンズはゼインの胸ぐらをつかんでしまい、レフェリー権限を使われて反則裁定に。試合後、怒りが収まらない王者はゼインに暴行を加え、パイプいすを持参して登場してきたコービンも蹴りで撃退。持ち込まれたパイプいすを使ってゼインをめった打ち。逃げ出したコービンを挑発し、再びゼインにカーブストンプをたたき込んで怒りの表情をみせていた。