日本女子勢ユニット「カブキ・ウォリアーズ」ことアスカ、カイリ・セイン組が特別ルールに泣いた。

6月のWWE日本公演でWWE女子タッグ王座挑戦権を獲得した2人は、ついに同女子王者ジ・アイコニックス(ペイトン・ロイス、ビリー・ケイ)に挑戦した。

ロイスの平手打ちを食らったセインはお返しのチョップ、ハリケーン・ラナで反撃。さらにダブル・ニーやランニング・ネック・ブリーカーなどアスカとの鮮やかな連係アタックで王者組を圧倒した。追撃を狙うアスカが強烈な回し蹴りを放ち、ケイを場外へと吹き飛ばした。レフェリーがカウントを始める中、7カウントで何とかエプロンまで戻ったケイに対し、ロイスが意図的にリングインを止めて10カウントが数えられた。

カウントアウトでカブキ・ウォリアーズの勝利となったものの、WWE独自ルールでリングアウト負けは王座移動なし。勝負から逃げたアイコニックスにブチ切れたアスカとセインはケイを捕獲し、防護壁にたたきつけ、さらにロイスにもアスカがヒップアタック、セインもコーナートップからのインセイン・エルボーをたたき込んでペイトンをKOしてみせた。王座獲得はならなかったが、さらに王者コンビを追い詰めた。