世界主要ボクシング団体のIBF(国際ボクシング連盟)は5日(日本時間6日)、ミドル級3位の元3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)と同級1位セルゲイ・デレビャンチェンコ(33=ロシア)による同級王座決定戦の指令を出した。同日に米メディアが報じたもので、既に両陣営は交渉に入っているという。同王座は先日、WBAスーパー、WBCフランチャイズ王者サウル・アルバレス(29=メキシコ)から剥奪されたもの。

両陣営の交渉は30日間で、期限は9月4日に設定。合意しなかった場合は入札となるが、交渉はスムーズに進んでいる模様だ。既に10月5日、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンでの開催が有力となっている。ミドル級は、村田諒太(33=帝拳)がWBA正規王座を保持している。