K-1ウエルター級の木村”フィリップ”ミノル(25)が25日、次回の横浜大会(11月24日、横浜アリーナ)出場を宣言した。

木村は前夜、エディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、大泉翔(28)に1回2分17秒、KO勝ちした。一夜明けたこの日、大阪市内で公開会見に臨み、「ここまで来たら走り抜ける」と今年のK-1の5大会フル出場をファンに約束した。

試合では、元ボクサーの大泉と拳だけで向き合った。そして、蹴りを出さないストレスがたまらないうちにKO。「目標通りパンチでKOできてよかった」と胸を張った。しかし、今後のキック封印は相手次第。「オールラウンダーとして勝っていきたい。次は横浜に出て、いいKOをかましたい」と舌も滑らかだった。