立ち技最強を決めるRISEWORLD SERIES決勝(9月16日、幕張メッセ)58キロ級でキックボクシング界の神童那須川天心(21)と対戦する志朗(26)が「勝って格闘技界を変える」とジャイアントキリングを予告した。

励みは総合格闘家朝倉海の存在だ。朝倉は今月18日のRIZIN18で総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司に1回KOで勝利。下馬評を覆す鮮やかな勝ち方で評価を一気にあげた。志朗はその試合を見て「すごいモチベーションが上がった」とし、「勝った方がすべてを奪い取れる。自分もKO狙いでいく。同じ人間なので打たれ弱いところはある」と大金星へ狙いを定めた。

那須川は昨年大みそかのボクシングエキシビションマッチでメイウェザーに敗れたが、プロではキックでも総合でも無敗を誇る。そんな那須川に穴はあるかとの問いに対し、志朗は「詳しくは言えませんが、試合当日に楽しみにしていて下さい」。冷静に戦略を練り、約3週間後の決戦を待つ。