ボクシング東洋太平洋ミドル級王座決定12回戦が11日、東京・後楽園ホールで行われ、同級2位細川チャーリー忍(35=金子)が、同級7位太尊康輝(26=角海老宝石)に8回1分21秒TKOで勝利し、王座に返り咲いた。

引き分けとなった7月以来の再戦。4回から太尊の右目が腫れ上がり、8回に細川の右が入ったところでレフェリーが止めた。「ミドル級で僕が一番スタミナある」と細川。1回ボディを中心に積極的に攻め、手を緩めなかったのを勝因にあげた。金子会長は「ダブルタイトルになるはず」と来年1月の次戦で日本王者竹迫司登(ワールド)と戦う予定だと明かした。