初代シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(28)がアレキサンドラ・アルヴァーレ(35=スペイン)を瞬殺した。パンチが1発ヒットし、逃げ腰となった相手をコーナーに追い込み、20秒でKOした。

大阪市の西九条生まれの浪速っ子は「大阪のみなさん、ただいま~」と凱旋(がいせん)のあいさつ。6月にベラトールで、日本の女子格闘家として初めて米ニューヨークでマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)に登場したが、MMAで失神KO負け。復帰戦の今回は当初カナダの強豪ショーン・ラムの予定だったが、ラムの負傷で急きょ変更。7日にアルヴァーレと発表されていた。

「1週間前に相手が変わって。アルヴァーレ選手には感謝しかないです」とした上で、今回のテーマ「原点回帰」に言及。「私はやっぱりストライカー。KOできてホッとしてます」と強打者としての自分を再確認したようだった。