K-1ライト級王者の林健太(25)は、ミャンマーラウェイ67キロ王者の金子大輝(25)に2回35秒KO勝ちした。

頭突き、ヒジ打ちに加え、時には金的も許される“地上で最も過激な立ち技格闘技”からの刺客に、林は動ずることなく打ち合い、得意のカウンターの右ストレートで1回に1度のダウンを奪った。さらに、2回も攻撃の手を緩めず、再びカウンターの右ストレートを放つと、金子は力なくマットに沈んだ。

林は「前回の8月は倒されて長男を泣かせてしまったので、今回は圧倒的な勝利をと思ったのですが、危なっかしくてすいません」とリング上で苦笑い。それでも「パパ強かったやろ」と呼びかけると「KOボーナスで少しゆっくりしたい」と家族サービスを約束していた。