第1試合で、引退する獣神サンダー・ライガーと8人タッグでパートナーを務めたのは、今年でデビュー49年目を迎える藤波辰爾(66)やザ・グレート・サスケ(50)タイガーマスクだった。

ライガーが敗れたが、試合後の会見で藤波は「僕が現役続行しているので複雑。まだまだ戦えると思う。1・4、もう1回、立たせてくれて本当にありがとう」と、かわいがってきた後輩と握手をかわした。

タイガーマスクは「僕を新日本に誘っていただき(結婚式で)仲人までしていただいた。この魂を引き継いで、新日本を守っていきます」。サスケはライガーと自身の半分づつのオーバーマスクをつけて入場した。「スーパーJカップの第1回大会で大きなチャンスをいただき26年。TTK(ただ・ただ・感謝)です」と惜別のメッセージを送った。