PPV大会「ザ・ホラーショー・アット・エクストリーム・ルールズ」で、ロウ女子王者アスカ(38)が女子タッグ王者で挑戦者のサーシャ・バンクス(28)に疑惑のゴングで敗れ、王座陥落した。

アスカはパートナーのカイリ・セイン、サーシャはスマックダウン女子王者ベイリーをセコンドに連れて登場。序盤からサーシャが必殺のバンク・ステートメントを決めるなど積極的に攻めるが、アスカもアーム・バーやヒップアタックで応戦。激しい攻防が続く中、アスカがアスカロックでサーシャを捕まえると、セコンドのベイリーがリングに乱入。だが、アスカはすかさずベイリーをハイキックで蹴散らした。

介入に怒ったアスカは緑の毒霧をサーシャに向けて噴射するが、サーシャがとっさに避けたため背後にいたレフェリーに直撃。するとすかさずベイリーがリングに乱入し、ベルトでアスカを殴打。さらにレフェリーのシャツを奪い、そのまま着用。サーシャが倒れたアスカを押さえ込み、“偽レフェリー”となったベイリーが3カウント。本来ならば反則だが、ベイリーがスタッフに無理矢理ゴングを鳴らさせ、そのままサーシャの勝利が決まった。

まさかの結果にアスカはぼうぜん。ベルトを手にリングを去るサーシャとベイリーを見ながら、「ベルトはワシのやろ! ワシがチャンピンだ!」と主張した。