AEWヘビー級王座挑戦権獲得トーナメントは、ケニー・オメガ(37)が制した。決勝でタッグパートナーのハングマン・ペイジ(29)と対戦。逆水平チョップの応酬の後、場外のペイジに向けてスライディングキックからのトペ・コンヒーロを成功させた。ポップアップパワーボムやデッドアイを浴びて窮地に陥るシーンもあったが、最後はVトリガーで膝を顔面に打ち込むと、必殺の片翼の天使でマットにたたきつけて3カウントを奪った。10月21日の1回戦でサニーキス、同28日の準決勝でペンタエルゼロMを下し、トーナメント決勝に進出していた。

これでAEWヘビー級王座の次期挑戦者に内定。設立2年目となるAEWのシングル王座初挑戦のチャンスを獲得した。試合後、メインイベントで王座防衛に成功した王者ジョン・モクスリー(34)の眼前に姿をみせて挑発を繰り返していた。

オメガはパートナーのペイジと228日間、AEW世界タッグ王座を保持していたものの、9月5日のPPV大会オールアウトで同王座を失っていた。