日本スーパーライト級8位佐々木尽(19=八王子中屋)が日本ユース同級王座を獲得した。

石脇麻生(21=寝屋川石川)と同王座を争い、3回2分50秒、TKO勝利を収めた。豪快な左フックで1回に2度ダウンを奪取。3回にもロープ際に追い込みながら左フックをクリーンヒットさせ、そのままレフェリーストップ勝ち。輝く新しいベルトを巻いた佐々木は「相手が西脇選手だったから、レベルを上げることができた。今までで1番強い相手だったので、めちゃくちゃ気合が入っていた。KOで倒せたのはうれしい」とコーナーによじ登って右手を突き上げた。

3試合連続で続けていた1回KO勝ちは止まったものの「石脇選手は強かった。KOを続けていきたい。見ている人が楽しめるのはKOだと思う。これからもKOを狙っていきたい」と意欲満々。18年8月のプロデビューから10勝(9KO)無敗となり「これは通過点でしかない。将来は世界王者になりたい。来年には、年内には日本王者になれたら」と勢いづいていた。