新潟プロレスの新潟市東区プラザホール大会が26日行われ、メインの新潟タッグ選手権で、挑戦者で前王者のグレート小鹿(78=大日本)シマ重野(新潟プロレス)組が、河上隆一、菊田一美の王者組を破り、ベルト奪回を果たした。

前回、6度目の防衛を阻まれた小鹿組は「今回奪回できないと年越しができない」と悲壮な決意で王者組に挑んだ。両者譲らぬ激戦の末、最後は14分03秒、小鹿が首固めで菊田を破り、王座を取り戻した。試合後、現役最高齢で再びベルトを手にした小鹿は「自分の体がはっきり言って自分が思うほど動いてくれませんでした。でも、やっと年末に戻ってきたベルトをながめながら、今夜は重野選手と喜びの祝杯をあげています。私には、ギネスブックに世界最高齢のベルト保持者として載るという使命があり、前進を止める訳にはいきません。来年も、前回できなかった6回連続の防衛を目指し、重野選手と戦っていきます」と話していた。