元RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(27=アンゴラ)がUFCデビュー戦を飾れなかった。

フライ級4位アレクサンドル・パントーハ(30=ブラジル)との同級3分3回で激突し、0-3の判定負けを喫した。打撃で主導権を握れず、ローキックや強烈な右拳を浴びた。2回に2度、3回に1度のテークダウンを奪ったものの、ポイントを奪うことができなかった。ケイプは19年大みそかに朝倉海を下し、RIZINバンタム級王座を獲得。昨年3月、UFCに移籍していた。

またメインイベントのヘビー級5分5回で、元K-1ワールドGP覇者でUFC同級5位のアリスター・オーフレイム(40=オランダ)もランカー対決で2回TKO負けを喫した。同級6位で元ベラトール同級王者のアレクサンドル・ボルコフ(32=ロシア)と対戦。プレッシャーで距離を詰められ、2回には左ジャブを浴び、さらに右アッパー、左フックを食らってダウン。そのまま同回2分6秒、TKO負けとなってしまった。