ミドル級は元東北大相撲部という異色の経歴を持つ中田勝浩(29=井岡弘樹)が、判定で可兒栄樹(19=T&T)を制した。

6戦無敗(4KO)で、元世界2階級制覇王者・井岡弘樹会長が育てた、初の全日本新人王となった。

試合後は淡々と「可兒選手に感謝したい。サポートしてくれたトレーナー、会長に感謝したい」。ジム初の栄冠にも「みんなと一緒に戦えて光栄です。次の練習、頑張ります」と表情を崩すことはなかった。