WWE女子シングル王座10回戴冠を誇るシャーロット・フレアーが、「16回の世界王者」と呼ばれるレジェンドの父リックとの完全離別を宣言した。昨年12月にアスカとともにWWE女子タッグ王座獲得後、リックと「恋人」レイシー・エバンスの試合妨害を受けてイライラ感を募らせてきた。さらに15日のロウ大会では、エバンスの妊娠告白に動揺し、頭を抱えるシーンもあった。

この2カ月間、実父の言動に怒りと不満が蓄積していたフレアーはバックステージでリックと会うと「試合に集中できない。レイシーの妊娠告白後にダンスを踊るなんて。もう家に帰ってよ」と忠告。リックからは「俺の赤ちゃんなんて言ってない」と弁明されたものの、リング内外で邪魔する態度に我慢できない様子。フレアーは「感謝しているけど、リングの上では娘ではなくシャーロット・フレアーとしてやらせて」と涙ながらに訴えた。フレアーの気持ちは、父の胸に伝わったのか。