ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)をビッグなスポンサーが後押しする。

13日の米ダラス市内で、同級10位ベガ(メキシコ)とのV3戦に臨む。米デビュー戦とあってスポンサーが2社増えた。その1社がメキシコのボクシング人気メーカー「NO BOXING NO LIFE」だった。

同社はエディ・レイノソ・トレーナーがオーナーを務めている。数多くの世界王者を育ててきたが、筆頭が4階級制覇王者で現役最強と言われるカネロことサウル・アルバレス。カネロがグローブなどを使用することで、人気、売り上げを伸ばしている。

京口は知人からグローブをプレゼントされ、使い始めたという。今回は黒地のクラシックなトランクスの右モモ裏側部分にロゴが張られた。カネロと同じスポンサーの後押しは、最高の刺激でいいアピールになる。

この日はホテル内での公式会見に臨んだ。京口は「今回がゴールではない。必ず勝って、統一戦などのビッグマッチにつなげていきたい」と抱負を披露。距離をとってのフェースオフで標的をにらみ付けた。