ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が27日、統一戦に臨むウズベキスタン・タシケントに到着した。4月3日にIBF&WBAスーパー世界同級2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦する。トルコ・イスタンブールを経由しての長旅で、決戦の地に入った。

アフマダリエフは16年リオデジャネイロ五輪銅メダルで、プロ入り後は米国を拠点に経験を積んできた。今回がプロ初の凱旋(がいせん)試合で、国を挙げての興行となるという。小林会長によると「VIP待遇」で、空港にも宣伝する特大ポスターがあり、岩佐は早速現地マスコミからインタビューを受けた。厳しいアウェーでの試合ながらも、2度目の王座を獲得した対戦相手としてリスペクトされているようだ。